過去の食事・健康法体験談 その3

『ゆるレクチンフリー』を実践する以前も、さまざまな食事法、健康法を試してきた、
わたし「さま」が過去の体験談をお話しします。

食事法ということは、『レクチンフリー』とも関係深いため、参考になることもあるのではないでしょうか?

今回は、マクロビオティックを取り入れようとしたときの話です。

『マクロビオティック』

なお、厳密に実行していたわけではなく、
できる範囲で取り入れたことがある程度の体験記になります。

マクロビオティックの考え方については下記のページを

wiki/マクロビオティック

思想や理論をまったく無視して、大まかにいえば、『玄米菜食』の食事です。

『マクロビオティック』を取り入れたらこうなった

玄米菜食を取り入れた人が、
「身体が喜ぶ」「体内が浄化される」「不調が改善する」などのような効果があると
見聞きしますが…

「さま」の場合、こうなりました。

・便秘になる
・胸焼けがする
・肌荒れする
・腸が腫れて熱を持つような不快感が続く
・上半身がのぼせ、下半身が冷える

私は普段、お通じで悩むことはなく、食事で胃が痛くなるようなこともありません。
メンタルでは胃がキリキリすることはあれど、
脂の多い食事でも朝から食べられるし、「食欲がない」にも縁がありません。

けれど、玄米菜食を続けると、いつもは起きない不調が連発します。
便秘になるので、肌荒れも始まります。

また、マクロビオティックで良いとされている、
梅醤番茶、三年番茶などは激しい胸焼けを起こします。お茶でもですよ!?

味は美味しいと思うのに…

玄米や雑穀も美味しいと思って食べられるし、
乾物や出汁の扱いにも慣れているため、菜食も問題なくやれると思っていたのに、
ここまで不調になると、続けることはできませんでした。

なお、通常の食事に戻したら、不調は全て治りました。
私にとってはメリットが『皆無』でした…

この数年後、『玄米断食』をやったところ、
最後には見ただけで吐き気がしてしまうようになり、玄米自体NGとなりました。
味は大好きだったのに…

レクチンフリー的観点から考える

『玄米菜食』の食事というのは。
玄米に雑穀、全粒粉(小麦)、野菜は皮も根も捨てずに全てを食べる
タンパク質は植物性(豆類)

つまり…【レクチン三昧の食事】といえます。

通常の食事ならば精製したり取り除いて食べない部分も『全ていただく』のだから、
当然レクチン含有量が上がります。
しかも、肉や魚、卵や乳製品ではなく、主に豆の加工品でタンパク質を補うので、
さらにレクチン摂取量UP!

不調の原因が「レクチン」である可能性が高い私が、
玄米菜食で不調になるのは、当然なのですね。
今ならばわかりますが、当時は「健康法で不調になる」なんて、考えられないことだったから…

『一物全体』とは

『一物全体』という考え方は、とても誤解されていると思うのですが、
丸ごと食べることで入ってくるのは、その食材の「良い成分」だけはないはずなんです。

食べ物は、人間の体に良いとされる栄養素だけでできているわけでないから。
丸ごと食べるということは、良い部分もそうでない部分も丸ごと食べる、ということなんです。

少なくとも、私にとっては
『一物全体』で増えるプラスよりも、増えたマイナス(レクチン)が上回った、
ということで…

栄養学的観点から考える

動物性タンパク質を摂らないということは、
鉄分、ビタミンD、ビタミンB12、カルシウムなどの欠乏が考えられます。
日本人が考えがちな『ヘルシー観』でレシピを組んでしまうと、脂質不足も気になります。

「さま」は現在、日常の食事に加えてビタミンB群とヘム鉄のサプリメントを摂取しているくらいなので、
玄米菜食を厳密に行った場合、栄養的にも厳しくなりそうです。

とはいえ、マクロビオティックは思想の面が大きいので、
実践している人がサプリメントを摂るのは、ちょっと違うのでは?とも思うので、難しいところですね。

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