レクチンフリーとグリーンスムージー

『食のパラドックス』を読んで、
【プラントパラドックスプログラム】を実行しようとされる方も多いかと思います。

『グリーンスムージー』は、
「プラントパラドックスプログラム フェーズ1(P.225〜)」の
『3日間クレンズ』の中で、「飲み物」のひとつとして紹介されています。

後半の「ミールプラン」にもレシピの記載はないのですが、
「コンポーネント2 食べて良い食品」(P.228)の食材から選んで作るとすると、

・チンゲンサイ
・ケール
・カリフラワー
・セロリ
・パセリ

あたりの葉野菜に、

・アボカド
・レモン果汁
・ステビア(甘味料)

を足して作るのかな、と考えます。

アボカドを入れないのであれば、MCTオイルなどを加えると、
脂質も摂れて良いと思います。

カフェやジューススタンドなどにある果物入りのスムージーとは違い、
文字通り『野菜(グリーン)だけ』になりますね。

私 さまは、
野菜だけの甘くないスムージーや青汁がもともと大好物なので、
甘味料も入れずとも喜んで飲むことができますが…
普通の方には、正直甘みを足してもちょっとキツいのではないかなあとも思います。
スムージーでお馴染みの、バナナや牛乳、豆乳も入れられませんからね。

3日間クレンズでは、

「(食べて良い)野菜類などは、生でも加熱調理したものでも、
好きなだけ食べて良い」
(P.228)

と書かれてもいるので、
朝食のグリーンスムージーは、サラダや野菜スープに置き換えて問題ないと思います。

余談になりますが、
7~8年前、毎朝果物と野菜のスムージーを作って飲んでいたことがありました。
美味しいので2ヶ月近く続けていたところ…
ものすごく身体が冷えるようになってしまいました。
真夏なのに、夜は長袖・長ズボンのパジャマを着て寝ていたほどで、
鍼を打ってもらった鍼灸師さんにも、あまりの冷えた身体に驚愕されたんですよね。

もし冷え症だったり、お腹が弱かったりするのであれば、
やはりスムージーよりも、
温野菜のサラダや野菜スープを摂ることをお勧めします。

グリーンスムージーの『手軽さ』を採用したいのであれば、
【青汁】をホットで飲むのも良いですよ。結構美味しいんです!!
意外にお腹に溜まるので、小腹が空いた時にもいいんですよ。

くれぐれも抹茶味などの飲みやすい青汁ではなく、
「ケール100%」の青汁を選ぶようにしてください。

『食のパラドックス』のように海外の書籍やメソッドですと、
そもそもの食習慣・食文化が異なるため、完全に忠実に実行することは難しいです。
聞いたこともない野菜や料理名が載っていることもありますし、
日本特有の食材、料理などについてはもちろん触れられていないため、
「これはOK?NG?」と調べてもわからないことも結構あります。

さらに「健康に良い!」と謳われているものでも、
やはり自分の体質に合う合わないは、個人差がかなりありますので、
そのメソッドの基本的な方針には沿いつつ、
レシピなどの細かいところは、自分の体質や体調、嗜好に調整する必要がありますね。

レクチンフリーとグリーンスムージー” に対して1件のコメントがあります。

  1. m@i より:

    大っ変参考になりました!!!
    ありがとうございます!!!
    本だけで実践しようと思うと、海外の食材が多く本当に難しいので、とてもありがたいです。本当にありがとうございます。

    今後の記事も楽しみにしています!

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